リビングを屋外に延長させて、より開放感のあるリビングに仕上げるアウトドアリビングを希望する人が増えています。
屋外までリビングは続いていますので、家の中でも外にいるような感覚を味わうことができ、特に校外などを中心として人気が出てきています。
この記事では、このようなアウトドアリビングにどのようなメリット、デメリットがあるのかを紹介していきます。
アウトドアリビングにはどのようなメリットがある?
メリットの1つ目は、開放的な空間を味わうことができ、子どもの遊び場としても利用できる点です。
リビングが屋外まで続いていますので、室内から外を見るのとでは景観や眺めも違いますし、部屋にいるような窮屈な感覚も少なくなります。
家に長くいるときでも、リビングが屋外なのでちょっとした体操をしたり、ゆっくりテレビを見たり、ティータイムを味わうときなどにも室内とは違う感覚を味わうことができ、リラックス効果もより高めてくれるでしょう。
また、子どもの遊び場にも向いています。
自然と触れ合う時間を増やしたり、体を動かす時間を増やすことができます。
特に、リビングとキッチンは隣合う構造になっていることが多いので、キッチンから子どもの様子を見ることができ、親にとっては目が届きやすく安全面にも優れているといえるでしょう。
2つ目は、自然に触れ合うことが多くなり、ガーデニングなどの園芸作業にも向いているという点です。
屋外にいると、四季の変化をより身近で味わうことができ、自然と触れ合う時間が長くなります。
子どもにとっても、四季の変化の様子を身近で感じ取ることができますので、良い体験学習にもなります。
また、自分で行ったガーデニングなども、室内と庭のような境界が無いため、より身近で楽しむことができるでしょう。
ガーデニングのデザイン性を広げることができますので、家族で食事などをする際にはより華やかな空間を楽しみながら食事をすることもできます。
3つ目は、リノベーションの可能性が広がる点です。
マイホームを購入する際には、新築を購入するのとは別に中古住宅を購入してリノベーションをする方法もあります。
リノベーションをすることにより、新築購入以上に、工夫した施工などができ、コスト的にも良かったりしますので、アウトドアリビングのような施工にも向いているということになります。
アウトドアリビングにはどのようなデメリットがあるのか
デメリットは、リビングが屋外なので、様々なメンテナンスが必要であり、施工費が高いという点があげられます。
例えば、椅子や机がさびないように樹脂製のものを採用したり、他にも、日射によって変色した部分を再塗装する、日除けのオー二ングの調整をする、騒音対策をするなどといったメンテナンス項目があります。
また、施工費も通常のものと比較すると高くなります。
まとめ
様々なメンテナンスをする必要がありますが、屋内のリビングでは味わえない開放的な空間を味わうことができるのがアウトドアリビングです。
また、アウトドアリビングのメンテナンスや施工費用についての相談やアドバイスなどは、最初の設計プランの段階でプロの人がしてくれますので安心してください。
自然や開放的な空間が好きな人は、アウトドアリビングをぜひ考えてみてはいかがでしょうか。