マイホームなど不動産の購入を検討するときに、まず気になるのが金銭面です。
不動産の購入では高額な資金が必要になるため、どれくらいの予算を組むべきなのかしっかりと考える必要があります。
ここでは不動産購入においてどれくらいの予算を組むべきなのかに注目し、自身の年収に応じた予算の計算方法と、住宅ローンを組む際にポイントとなる返済比率についてご説明したいと思います。
年収から考える!不動産を購入に必要な予算はどれくらい?
マンションや戸建てなどの不動産を購入するために必要な予算の目安を考える場合、住宅の購入価格が購入者の年収の何倍になっているかを表す「年収倍率」を参考にします。
住宅ローンの金利が低い現在では、ざっくりと年収の5~7倍が目安として考えられています。
年収に応じた不動産購入予算の計算方法とは?
自分の年収に応じてより具体的な不動産の購入予算を計算するためには、「頭金」と「借入可能額」の合計を計算します。
頭金とは、購入する住宅の価格のうち現金で支払う部分のことをいいます。
頭金が多ければ多いほどローンの返済額は減りますが、だからといって預貯金をすべて頭金とするのではなく、預貯金のうち生活予備費や教育費、車の購入などのライフイベント費を取り除いた残りを頭金とします。
借入可能額とは、住宅ローンで金融機関からの借り入れが可能な金額のことをいいます。
借り入れ可能金額は住宅ローンを借り入れる金融機関の審査結果に基づいて決まりますが、実際の住宅ローンで重要になってくるのが「返済比率」です。
年収に応じた不動産購入を!住宅ローンを利用する際の返済比率とは?
返済比率とは、「年収に占める年間返済額の割合」のことで、「年間返済額÷年収×100」の計算式で算出することができます。
返済比率は金融機関や住宅ローンのプランによっても異なりますが、一般的に住宅ローンの年間返済額は年収の20~25%以内が目安といわれています。
たとえ借入限度額が多くても、返済比率が25%を超えてしまうと途中で住宅ローンの返済が難しくなる可能性が高くなってしまうといわれているので注意が必要です。
まとめ
マンションや一戸建てなどの不動産を購入する際には、まず年収の5~7倍の金額を予算の目安として物件を探すと良いでしょう。
より具体的な予算を知るには、自分たちの預貯金からいくら頭金を用意できるか、また、住宅ローン組む予定の金融機関で仮審査をおこない、自分たちの年収や諸条件でいくらまで借り入れることができるのか「借入限度額」を把握しておきます。
そのうえで、返済比率が何%になっているのかを確認しましょう。
より理想に近い物件を購入するために限度額いっぱいに借り入れをしたくなりがちですが、後々の返済に対するリスク管理のためにも、返済比率は25%以内に収めておくのがおすすめです。
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