家の構造には木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造などいろいろあります。
どの構造にも一長一短あるので、不動産の購入や家を建てる際、迷ってしまうかもしれません。
ちなみに、日本の一戸建て住宅の構造は、平成30年の総務省統計局のデータによると9割以上を木造が占めています。
そこで、この記事では木造のメリットとデメリットをご説明します。
構造が木造の一戸建て不動産のメリット
木造には以下のメリットがあります。
コストが安い
木造は鉄骨造、鉄筋コンクリート造など他の構造と比べるとコストが安いです。
一般的な住宅坪単価の相場では木造が50~75万円、鉄筋コンクリート造が70~90万円です。
ただし、木材の種類によっては費用が高くなることもあるので、木造=安いという先入観は持たず、しっかり確認しましょう。
湿気に強い
木材には調湿効果があります。
調湿効果とは湿度に合わせて水分を吸収したり、放出したりする性質です。
日本は湿度の高い国なので木造は日本の気候に合った不動産の構造といえます。
デザインの自由度が高い
木造は基礎や柱で強度をつけて屋根を支える構造なので、設計の自由度が高いです。
希望どおりの間取りの家を作れるだけでなく、リフォームもしやすいので、ライフスタイルに合わせた改築や中古不動産を購入してのリノベーションにも適します。
構造が木造の一戸建て不動産のデメリット
木造には以下のデメリットがあります。
強度・耐久性が低い
鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの構造と比べ、強度・耐久性が低いです。
ただし、建築基準法の新耐震基準で、「震度6強~7程度の大規模地震でも倒壊・崩壊するおそれのない建築物とする」と定められているので、最近の木造は強度や耐久性が高いといえるでしょう。
害虫被害
木造の最大の天敵は害虫、とくにシロアリです。
シロアリの被害にあうと、不動産の構造上の強度が劣化します。
そのため、木造不動産では、シロアリ検査や薬剤散布など害虫対策をしっかりおこないましょう。
防音性・遮音性が低い
木造は防音性・遮音性が低いです。
音が気になる方は防音・遮音対策をしっかりしましょう。
仕上がりが職人の腕に左右される
木造の家づくりは職人仕事なので、彼らの技術に大きく左右されます。
完成した後に、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも信頼できる施工会社を選び、施工中は足しげく現場に通い確認しましょう。
まとめ
構造が木造の不動産は日本の一戸建ての9割以上を占めます。
湿気に強いという日本の風土に合ったメリットがあり、しかもコストが安くデザインの自由度が高いからです。
しかし、強度・耐久性、害虫被害、防音性などのデメリットがあります。
メリットとデメリットを把握したうえで、選びましょう。
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