まわりはどんどん結婚しているのに、気付いたら自分だけ独身だったといった独身女性は少なくありません。
さて独身女性が老後を考えるとき、住む家は賃貸物件と購入のどちらが良いか悩むものです。
そこで今回は、賃貸物件と購入それぞれのメリット・デメリット、そしてもし購入してから結婚が決まったら家はどうなるのかをご紹介します。
独身女性が老後のために考えておくべきこと
将来は「どのくらいのお金が必要なのか」を考えることが、とても大切です。
総務省が2016年におこなった家計調査報告書によると、60歳以上の単身世帯の平均支出が14万9,552円となっています。
厚生労働省の簡易生命表(令和3年)によれば、女性の平均寿命は87.57歳です。
60歳以降を老後とすると、88歳まで28年間の生活費は15万円×12か月×28年となります。
つまり老後は5,000万円以上必要になると考えたほうが良いでしょう。
ただし、5,000万円すべてを貯蓄する必要はありません。
国民年金受給権者が老齢年金をどのくらいもらえるかというと、平均年金の月額が5万円ほど、厚生年金の場合は14万円ほどです。
老後必要な毎月の生活費15万円から、年金を差し引いた額を貯蓄しましょう。
また、いつ家を購入するのが良いかお悩みであれば、老後にローンの負担がかからないように、早めに決断をするのがおすすめです。
独身女性が老後に賃貸物件に住むまたは家を購入するメリット
賃貸物件は契約するときに難しい手続きがなく、家を購入するよりも手軽なところがメリットです。
また転勤などで引っ越しをしなければならないとき、気軽に住まいを変えられるのも魅力です。
ただし、家賃を支払い続けても自分の家になることがなく手元に残らないので、資産がないというデメリットもあります。
一方で購入をすると初期費用が大きくなりますが、持ち家支援政策のサポートを受けることができるメリットがあります。
さらに自分の好きなように家をデザインでき、資産にもなるのが良いところです。
ただし、転勤などにより住み続けられない場合は売却または貸し出すなどの手続きをする必要があります。
もし住まないのに所有し続ければ、固定資産税やローンの返済だけが残るので頭を悩ませることがデメリットとなるでしょう。
家を購入した後に結婚することになったらどうなる?
独身女性は結婚の予定がないと思ったとき老後のことも考えて、自分用に家を購入することがあります。
しかし家の購入後に結婚が決まった場合、購入した家は賃貸運用をするか、売却をして住み替えるかの2択になるでしょう。
また、新しい家の購入とこれまでの家の売却を同時に進めることもできます。
その場合には、早めに不動産会社に相談をするのがおすすめです。
まとめ
独身女性が老後のことを考えたとき、賃貸物件に住むのか家を購入するのか、どちらが良いのか悩んでしまうことがあります。
賃貸物件と購入それぞれのメリット・デメリットを考慮して、自分にあった方法を選びましょう。
また、家の購入後に結婚が決まった場合の対処法も参考にしてみてください。
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