ベランダからの子供の転落事故は、命を落とす危険性が高いので、日常生活で配慮したい注意点です。
事故の発生要因には共通点がみられるので、事前の対策によって、リスクを軽減できるかもしれません。
ベランダからの子供の転落防止方法とチェックポイントについてみていきましょう。
ベランダからの子供の転落防止方法3つ
ベランダからの子供の転落防止方法を3つご紹介します。
▼ひとりで遊ばせない
ひとりで遊ばせないのが、もっとも初歩的な防止方法でしょう。
少し目を離したすきに、事故に遭う可能性があるので、定期的に遊んでいるようすを確認してくださいね。
▼窓の施錠を心掛ける
転落事故が起きそうな窓の施錠には、十分注意を払いましょう。
通常の鍵をかけていても、子供は簡単に開錠してしまうかもしれません。
子供の手の届かない場所に、市販の鍵などで二重ロックをかけるなど、間取りや窓によって工夫してください。
▼足場を置かない
ベランダに足場があると、よじ登って窓から身を乗り出し、落下してしまう危険性があります。
収納棚やおもちゃ箱など、家具の配置には十分注意し、施錠と合わせて、事故を未然に防げるようにしましょう。
子供は自分で足場を作ってしまう可能性もあるので、やはり、目を離さないことが重要です。
ベランダからの子供の転落防止でチェックするポイント
ベランダからの子供の転落防止のチェックポイントを、手すり面で5つご紹介します。
・高さが1.1m以上あるか
・縦格子状の手すりの幅が11cm以下になっているか
・はしごのように登れる横格子は転落リスクが高い
・しっかり固定されているか揺すってみる
・ガラス製の場合は強度と割れた際の安全性もチェック
高さが1.1m以上あり、格子の幅が11cm以下であれば、子供の落下事故を防ぎやすいといえます。
ただし、手すりの格子が横になっているデザインは、子供が足をかけて登りやすいので、慎重な検討が必要でしょう。
固定具合や強度や破損時の安全性なども、内覧時などにしっかりチェックして、問題がないかを確認しましょう。
ベランダに室外機があれば、転落につながる足場になってしまわないか、設置場所に十分注意してくださいね。
まとめ
ベランダからの子供の転落事故を防止するには、事前の対策とほんの少しの配慮が大切です。
チェックポイントを把握して入居前に安全性を強め、日常における基本的なリスクヘッジにも気を配りましょう。
防止対策を入念にして、愛する我が子の命をぜひ守れるようにしてください。