年々深刻化する地球温暖化現象。
そんななか藤沢市では、「ふじさわエコライフハンドブック」を作成し、温暖化対策につながるさまざまなエコライフを紹介しています。
キッチンやお風呂など身近でできることばかりが掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
藤沢市のエコライフ紹介冊「子ふじさわエコライフハンドブック」とは
首都圏の年平均気温はここ100年で約3度上昇するなど、年々深刻さを増す地球温暖化現象。
藤沢市では地球温暖化対策への取り組みとして、ふじさわエコライフハンドブックを作成しました。
ふじさわエコライフハンドブックとは、「身近なことから誰もができるエコライフ」を紹介している冊子のことで、二酸化炭素の削減を目的にしています。
エコライフハンドブックでは家庭内のキッチンやリビングといった身近な場面を中心に、節電対策と簡単エコライフを分かりやすく紹介しています。
10項目のエコライフにすべて取り組んだ場合、1年間で杉の木約39.1本分の二酸化炭素の削減に貢献するとされています。
地球温暖化対策とあわせて日常の光熱費も節約できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
藤沢市のエコライフハンドブックの中身とCOOL CHOICE(クールチョイス)とは
COOL CHOICEとは、温室効果ガスの排出が少ない製品への買換え・サービスの利用・ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策に貢献する「賢い選択」をしていこうという取り組みのことです。
2013年から2030年までの17年間で温室効果ガスの排出量を26%削減することを目標に掲げています。
COOL CHOICEの一環として藤沢市が作成したふじさわエコライフハンドブックでは、以下のようなエコライフが推奨されています。
・エアコンの温度は省エネ設定
冷房時の室温は28℃、暖房時の室温は20℃が目安です。
・照明をLEDに切り替える
50Wの白熱電球を9WのLEDに交換した場合、年間で約2,430円(90kWh)を節約できます。
・自動車はゆっくりと発進させる
緩やかに発進させることにより、約10%車の燃費が向上します。
・追い焚きの利用を控える
2時間放置により4.5℃低下したお湯を温め直す場合、年間で約38.2㎥のエネルギーを消費しています。
お風呂はなるべく間隔を空けずに入浴し、追い焚きの利用を控えましょう。
そのほかにも「見ないときはテレビを消す」、「シャワーは流しっぱなしにしない」など、家庭で今すぐできるエコ活動が掲載されています。
地球温暖化防止に向けた2030年の目標達成のためには、一人ひとりがこのような身近でできるエコライフ「COOL CHOICE」に取り組むことが大切です。
まとめ
2030年を目途とする温室効果ガスの排出量削減に向けて、COOL CHOICEへの取り組みが推奨されています。
藤沢市が作成したふじさわエコライフハンドブックでは、身近なことからできるエコライフがわかりやすく紹介されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。