エアコンは、暑い夏・寒い冬を快適に過ごすために必要な家電です。
ところでそのエアコン、最後にいつ掃除しましたか?
理想的な掃除頻度は、3カ月に1回程度です。
定期的な掃除をしないと、カビやホコリが原因で健康に悪影響がでたり、電気代が高くなってしまったりといったデメリットがあります。
この記事では、自分でエアコンを掃除する方法をまとめました。
「いつだったか思い出せない」という方は、ぜひ一度エアコン内部を掃除しましょう。
エアコンを自分で掃除する!具体的な方法は?
エアコン掃除を自分でおこなう際、取り外すパーツは次の3つです。
・フィルター:空気中のホコリなどを取り除く
・ルーバー:風向きを制御する
・カバー:フィルターを覆っている(前面パネルともよばれる)
カバーは機種によっては外れないタイプもあります。
ルーバーも外し方にはコツがいりますので、説明書をよく確認しましょう。
いずれも難しい場合は、フィルターの掃除だけでも大丈夫です。
用意するものは次のとおりです。
・脚立や踏み台
・新聞紙(床の養生やパーツの乾燥に使用)
・乾いた雑巾数枚(乾拭きや水分を取る際に使用)
・洗濯用の洗剤
・使い古した歯ブラシ
<エアコンを自分で掃除する方法>
エアコンを掃除するときは、必ずコンセントを外してから作業します。
また、外す際にホコリなどが落ちて周辺が汚れることもあるので、新聞紙などで養生しましょう。
準備が整ったら、まずはエアコンの表面や上側のホコリを乾拭きして取りのぞきます。
そのあと、カバー→フィルター→ルーバーの順番に取り外します。
フィルターは、表面から掃除機をかけてホコリを取り除きます。
その後、パーツ全体をシャワーで水洗いし、洗濯用の中性洗剤を水でうすめて洗います。
使い古した歯ブラシで優しくこすって汚れを落としましょう。
最後にパーツを水洗いして水分を拭き取り、1時間ほど新聞紙の上に並べて自然乾燥させます。
完全に乾いたらパーツを取り付けて、30分ほど送風運転をして水分を飛ばしましょう。
これでエアコンの掃除は完了です。
<自分は難しい場所の掃除法方法は?>
次のパーツは自分では取り外せません。
・フィン:エアコンの空気の流れを作る
・ファン:空気の温度調整をする
これらを掃除する際は、エアコンクリーナーを使うか専門業者に依頼しましょう。
エアコンクリーナーは使い方を誤ると、カビが発生したり発火したりといった危険があるので、なるべく専門業者に依頼することをおすすめします。
エアコン内部を自動洗浄する機能がついた製品に買い替えるのも良いでしょう。
エアコンを自分で掃除する!シーズンオフはどうしたら?
シーズンオフは、2~3時間ほど送風運転しましょう。
エアコン内部を乾燥させてカビ発生を防止します。
その後、先ほど紹介した手順で掃除し、リモコンの電池を抜いて電源プラグを抜いておきましょう。
まとめ
エアコンを自分で掃除する方法やシーズンオフ時の扱いについてご説明しました。
定期的にメンテナンスをして、快適にエアコンシーズンを過ごしましょう。