住宅を購入するためには、高額の費用が必要です。
そのため、多くの方が住宅ローンを利用して不動産を購入しています。
住宅ローンを利用すると完済するまで金融機関から毎年送られてくるのが、住宅ローン年末残高証明書です。
住宅ローン年末残高証明書はどうして必要なのか、さらに注意点もあわせてご紹介します。
不動産購入で住宅ローンを利用した人に送られる年末調整残高証明書とは
金融機関から送られてくる年末調整残高証明書とは、住宅ローンが年末の時点でどれくらい残っているかを知らせる書類です。
年末調整残高証明書には、住宅ローン契約者の情報・借入金額の明細・最初の借入金・毎月の返済額・住宅ローンの残高・返済期間が記載されています。
年末調整残高証明書で、どれくらいの住宅ローンの残高があり、どれくらいのペースで返済しているのか確認することができるのです。
金融機関から送られてくる年末調整残高証明書は、住宅ローン控除の申告に利用します。
住宅ローン控除は、借入期間10年以上の住宅ローンを組んでいるなど条件を満たせば10年間控除を受けられる制度です。
会社員であれば1年目は確定申告し、2年目以降は年末調整での手続きができます。
確定申告でも年末調整でも、年末調整残高証明書の原本の提出が必要です。
コピーでは申告できないため、金融機関から年末調整残高証明書が届いたら大切に保管しましょう。
年末調整残高証明書の注意点!不動産購入で住宅ローンを使ったときはチェック!
年末調整残高証明書を利用することで、住宅ローン控除を受けることができます。
住宅ローン控除は高額の控除になるので、必ず原本での提出が必要です。
住宅ローンを共有名義にしている場合、共有名義にしているそれぞれに年末調整残高証明書が届きます。
2通ともそれぞれに提出が必要なので、紛失しないようにしっかり保管しましょう。
また、住宅ローン控除を受けるためには、1年目は会社員であっても確定申告が必要になります。
金融機関から年末調整残高証明書が届くのは、だいたい10月頃です。
確定申告は翌年の2月頃なので、年末の大掃除のときにうっかり紛失してしまうこともあるかもしれません。
万が一、紛失してしまったときは金融機関に再発行してもらう必要があります。
再発行してもらうための手続き方法は、金融機関によって異なります。
インターネットや電話だけの手続きで済むところもあれば、金融機関に来店して書類の提出や手続きが必要な場合もあり、さらに再発行のための手数料が発生するケースもあります。
紛失しないことが1番ですが、紛失したときのために手続き方法を確認しておきましょう。
まとめ
金融機関から送られてくる年末調整残高証明書は、とても大切な書類です。
申請の間際に慌てて準備しなくてもいいように、しっかり管理しておきましょう。
また、書面が届いたら内容を確認し、万が一間違えている部分があればすぐに金融機関に連絡しましょう。
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