一戸建てやマンションなどの不動産を購入する際には、多額の資金が必要なため、住宅ローンを組む方が多いと思います。
ただ、金利を払わなくても良いなどのメリットがあるため、現金で一括購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産購入を検討している方にむけて、不動産を現金で一括購入するメリットと注意点についてご紹介します。
不動産を現金で一括購入するメリットは?
マイホームなどの不動産を現金で一括購入すると、以下のようなメリットがあります。
住宅ローンの利息を支払わなくて良い
現金で一括購入すれば、住宅ローンを組まないため、利息を支払わなくて良くなります。
これは経済的な面での大きなメリットといえるでしょう。
現在、金利は低い状況ですが、住宅ローンを最長の35年で住宅ローンを組むと、支払わなければならない利息の総額はかなりの額になります。
住宅ローンを組む場合より、購入する際にかかる諸経費が少ない
住宅ローンを組むと、保証会社に支払う保険料や団体信用生命保険料などを支払わなくてはいけなくなります。
「住宅ローン保証料」は、一般的に住宅ローンに関する諸経費のなかで高額となり、契約者が住宅ローンを支払えなくなった場合に備えて、支払うものです。
「団体信用生命保険」は加入を条件としている金融機関がほとんどであり、契約者が死亡したり、高度障害の状態になったときに、住宅ローンの残債相当分を保険会社が金融機関へ支払う保険です。
これらも、現金で一括購入すれば住宅ローンを組まないため、支払わなくて良くなります。
手続きが少なく、スムーズに購入することが可能
一般的に住宅ローンを組む場合、申し込みの手続きや審査、契約などが必要なため、売買契約を締結してから引渡しまでに1~2か月ほどかかります。
現金で一括購入すれば必要書類も少なく、住宅ローンの手続きや審査などがいらないため、最短で1週間ほどで売買契約して引渡しが完了できます。
不動産を現金で一括購入する注意点
不動産を現金で一括購入する注意点がいくつかあります。
現金で一括購入する場合、住宅ローンを組まないため「住宅ローン控除」を利用できない点を覚えておきましょう。
また、住宅購入の負担を軽減するための「すまい給付金」の対象は、現金一括購入の場合、年齢が50歳以上といった要件があるという点に注意してください。
ほかにも、現金で一括購入しても、そのあとの生活に支障がでない資金計画をたてることができるか検討をしておきましょう。
まとめ
不動産を現金で一括購入すると、「住宅ローンの利息を支払わなくて良い」などのメリットがいくつかあります。
ただし、「住宅ローン控除が利用できない」などの注意点もあるため、現金で一括購入するかどうか、よく検討するようにしましょう。
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