不動産の購入時には、事前に確認しておくべき重要なポイントが重要事項説明として案内されます。
買主としてもしっかり聞いておきたいものの、頻繁に接する内容ではないだけに、どこに注目すべきかわかりにくいのではないでしょうか。
そこで今回は、重要事項説明でチェックしたいポイントをいくつかご紹介するので、ぜひご覧ください。
重要事項説明の物件におけるポイント
購入する物件に関する内容で注意しておきたいことには、たとえば以下のものが挙げられます。
不動産の基本情報
対象の物件に課される法令上の制限
敷地の周辺道路の種類や状態
災害時における周辺地域の安全性
インフラの状況
不動産の基本情報とは、所在地・面積・建物構造・抵当権の有無などのことです。
物件資料に載っていた情報と合致しているか意識的に見ておきましょう。
不動産は法令でさまざまな制限を受けるので、購入する物件でも何らかの規制がされる可能性はあります。
住宅などを建築できる区域や条件になっているかなどもしっかり注目してください。
法令の制限とも関連する内容として、敷地の周辺道路の種類や状態も要チェックです。
よくあるのが、敷地が幅4m未満の狭い道にしか接していないために住宅が建てられないケースです。
予定している用途に影響の出る道路でないか、実は私道に囲まれている敷地でないかなどはよく確かめてください。
災害が頻発している昨今では、不動産の所在地が危険区域に指定されていないかも確かめておくと良いでしょう。
このほか、水道・電気・ガスなどの基本的なインフラがどのような状態にあるかも、重要事項説明にて確認しておくと良いです。
重要事項説明の売買契約条件におけるポイント
売買契約の条件に関する内容で注意しておきたいのは、たとえば以下のものです。
金銭面における基本条件
契約解除や違反時の対応
手付金の保全措置
契約不適合責任に関する条件
金銭面における基本条件とは、物件本体や手付金などの金額のほか、そのほかの諸経費の内訳や価格などのことです。
事前に聞いていた内容と合致するか、よく確かめてください。
売買契約の解除の可否や条件のほか、取り決めに違反した際にとられる措置などもチェックしておくほうが良いです。
手付金を支払う場合、保全措置の有無や詳細もあわせて注目しておくと良いでしょう。
そのほか、購入した物件に契約内容と異なる状態が見られた場合、近年では売主に修繕などの対応を求められる可能性があります。
いわゆる契約不適合責任についても、対応の有無や詳細について確かめておくと安心です。
まとめ
ご紹介したポイントのほかにも、重要事項説明ではさまざまな購入不動産に関する説明がなされます。
いずれも大事な内容であるものの、予備知識なしに重要事項説明を受けてもわからないことが多いものです。
内容はある程度事前に調べられるので、しっかりと準備を終えてから重要事項説明を受けることをおすすめします。
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