休みの融通がきいたり、初期費用が安くすんだりとメリットの多い賃貸マンションでのサロン開業。
魅力的な自宅サロンに憧れを抱いている方もいるかもしれません。
ですが自宅でサロンを開くには、さまざまな注意点があるのをご存知ですか？
今回は、賃貸マンションでサロンを開業するときのトラブル例や注意点についてフォーカスします。
賃貸マンションでサロンを開業する時のトラブル例とは？
賃貸マンションでのサロン開業時に心配なトラブル例には、
・無断営業
・駐車場問題
・看板設置や頻繁な人の出入り
・無許可での内装の変更
などがあります。
相手は管理会社や大家さん、近隣住民です。
そもそも賃貸マンションには、目的が居住のみの専用住宅と、店舗利用もできる併用住宅の2種類があります。
一般的な賃貸マンションは専用住宅として提供されているため、無断で営業を始めるとトラブルの元に…。
また賃貸には原状回復義務があるため、内装の変更も契約違反となってしまいます。
来客用駐車スペースの過剰使用や看板、頻繁な人の出入りは近隣住民の目に留まるとクレームにつながる可能性もありますね。
賃貸マンションでサロンを開業する時の注意点をチェック！
次に、賃貸マンションでサロン開業する時の注意点についてみていきましょう。
併用住宅の場合、敷金や礼金が通常より高かったり、税金の問題（併用住宅には消費税がかかる）があったりするため、知らなかったではすまないことも…。
ほかにも物件によって細かい規定がある場合が多いので、賃貸契約の前に管理会社や大家さんに相談しておくことが大切です。
契約後スムーズに営業ができるように、日頃から近隣住民との付き合いを重視したり、感じのいい挨拶をしたりすることを心掛けましょう。
開業前に文書でのお知らせや口頭での説明などを通して、理解を得られるように努めることも重要になります。
顧客が多い場合は外部駐車場を借りたり、送迎をしたりするなどの工夫が必要です。
内装工事に関しては、国土交通省のガイドラインを参考に、管理会社や大家さんと交渉することをおすすめします。
いずれにしても、契約前に段取りをしっかり考えておきましょう。
つい顧客の呼び込みなどに意識がいってしまいがちですが、気持ちよく営業するためにも周囲への配慮を忘れないようにしたいですね。
まとめ
今回は賃貸マンションでサロンを開業するときのトラブル例や注意点について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか？
物件ごとに詳細が異なるため、契約前に細かく話を聞いておきましょう。
あなたにぴったりの素敵な物件が見つかるとよいですね。
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