夏場の気温は年々上昇し、熱中症で体調を崩す人が身近でも見られますよね。
熱中症といえば直射日光の当たる炎天下で、仕事やスポーツをしている際にかかるものだと思っていませんか?
実は最近、「室内で過ごしていたのに熱中症になってしまった」といったケースが増えており、熱中症が発生した場所の約3割は室内だといわれています。
そこで今回は、室内でおこる熱中症を防ぐ対策についてご紹介します!
室内でおこる熱中症を防ぐために知っておくべき対策ポイント
そもそも熱中症はなぜおこるのでしょうか。
まずはその原因を知ることが、適切に対策をするために重要なポイントです。
熱中症は、気温や湿度が高いうえに風通しが悪い場所で、水分を補給せずに長時間作業やスポーツをしていた際におこりやすくなります。
この条件がそろうと、室内でも熱中症がおこる場合があるのです。
ではどうすれば防げるのか、具体的な対策ポイントをご紹介しますね。
・環境を気にかける
・温度や湿度を調整する
・こまめに水分や塩分を補給する
・体調管理をする
・暑さに慣れる
家のなかでも温度や湿度は部屋によって差があるので、温度計や湿度計を気にかけ、換気をしたりクーラーをつけたりと自分で調整しましょう。
また、室内でも水分や塩分をこまめに補給してください。
日ごろから体調管理に気を配り、暑さに少しずつ慣れていくことも大切なポイントですよ。
室内でおこる熱中症の対策例をシーン別にご紹介!
室内では場所や状況によって対策の仕方も変わりますから、具体的な対策例をシーン別にご紹介します。
<例1:料理を作るとき>
調理中は火を使うので、熱と蒸気で湿気が発生し、高温多湿の空間に長時間いることになります。
換気扇を回し、エアコンをつけて調整することが大切ですが、電子レンジを活用した火を使わない調理方法もオススメですよ。
<例2:在宅ワークをするとき>
決まった時間に休憩をし、水分を補給しましょう。
パソコンやプリンターなどの電子機器からは、熱を発しているので、エアコンをつけて温度調整をしてくださいね。
<例3:子どもが遊ぶとき>
子どもは、遊んでいるとき自分の体の異変に気づくことができません。
また、たとえ気づいたとしても、うまく伝えることが難しい年齢の場合は注意してください。
親が温度や湿度に気を配り、目の届くところで遊ばせましょう。
またお茶やジュースなどを、いつでも飲めるように準備してあげてくださいね。
どのシーンでも、こまめな休憩と水分補給がとても有効な対策になります。
水分と一緒に塩分も体から失われるので、一緒に摂取できるイオン飲料がオススメですよ。
まとめ
今回は、室内でもおこりうる熱中症を防ぐための対策をご紹介しました。
体調が悪いときや、体力が弱っているときなどは、かかりやすくなります。
日ごろから規則正しい生活と適度な運動を心がけて、しっかりと対策をしながら、暑い夏を乗り切りましょう!
賃貸、売買物件を問わず熱中症の対策は、これからの季節マストになってきますので、夏場を安全に、快適に乗り切りましょう。