藤沢市は、移住者を含め2030年まで人口が増加する「奇跡の街」として脚光を浴びています。
しかし、一方、身寄りのない土地での出産、子育てには不安を抱えがちになることも事実です。
こうした子育て世代を応援する情報を藤沢市は多く発信しています。
藤沢市が情報発信する「ふじさわ子育てガイド」
藤沢市では、地域と連携しながら子育て全般に関する支援事業の一つとして、冊子「ふじさわ子育てガイド」を発行しています。
藤沢市は、母子とその家庭を継続的に支援する仕組みづくりにスポットを当てています。
藤沢市が重視していることは、当事者だけでなく、地域とのつながりを実感できる子育て環境の整備です。
移住先の見知らぬ土地では、行政の情報を手に入れることなく、相談相手がいないため外に出ることすらままならないという話も聞きます。
そうした問題を解決するためにも、「ふじさわ子育てガイド」は役に立つと言えるでしょう。
このガイドには、さまざまな行政サービスを紹介していますが、特筆すべきは、市内4ヶ所にある「子育て支援センター」や、「巡回子育てひろば」について触れていることです。
「子育て支援センター」は、親子で自由に過ごせる場所で、必要に応じて個別相談にも対応しています。
子育てに関することだけでなく、生活の悩みを話す場としても機能しており、好評を得ています。
また、「ふじさわ子育てガイド」では、「母子モ」というアプリを紹介しています。
これは神奈川県が主導して開発された母子手帳アプリで、藤沢市でも2017年に導入されました。
このアプリは、子育てに関する情報やイベント情報などが届くだけでなく、子どもの身長と体重をグラフで管理・共有できるなどの機能もついており、楽しみながら触れることのできるものです。
このように、「ふじさわ子育てガイド」は、行政をもっと身近に感じてもらえるよう、さまざまな情報を発信している子育てに役立つ便利な冊子と言えます。
藤沢市が情報発信するもう一つの子育て応援冊子「みんなで子育て~ひとりじゃないよ~」
藤沢市では、これから出産を迎えるお母さんや、子育て世代に向けた応援メッセージを、「みんなで子育て~ひとりじゃないよ~」として17ページの冊子にまとめています。
先の「ふじさわ子育てガイド」は、どちらかというと当事者向けのものですが、こちらは、子育て家庭を取り巻くすべての方々にも手に取ってほしいという思いから作られたものです。
各市民センターなどで配布するほか、インターネットからも入手することができます。
この冊子は、地域の公園情報などのほか、ママ、パパ、おじいちゃん、おばあちゃんのつぶやきをはじめ、地域の方、学生たちのつぶやきなどを掲載しています。
「地域で子育てをする」ということに大きなポイントを置いている、藤沢市ならではの「学生たちのつぶやき」を紹介していることでしょう。
一例を挙げますと、「子育ては苦労の連続なのに、笑顔のお母さんがすごい」といった声や「自分が親になったとき育てられるかと思ったと同時に責任を感じた」と言った声が寄せられています。
「みんなで子育て~ひとりじゃないよ~」を通し、子育ては、決して孤独なものではなく、地域で学びあい助けあっていくものだということを藤沢市は強く訴えています。
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まとめ
藤沢市は「東洋のマイアミビーチ」という観光地としての部分に脚光を浴びがちです。
しかし、行政が積極的にぬくもりある地域づくりに励んでいる点は、それ以上に魅力的なことでしょう。
私たち株式会社ファインドホームでは、藤沢市を中心に不動産物件をご紹介しております。
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