せっかくのマイホームであれば、できる限り自分の好きな内装や使いやすい設備にしておきたいですよね。
そのため工事をしている途中で予定を変更したくなるケースは少なくありません。
この記事では新築住宅工事中の設備変更についてご説明します。
変更は可能かだけでなく、変更するデメリットにも触れるのでぜひ参考にしてください。
新築住宅の工事中に設備を変更するのは可能か
間取りについては、基本的に着工前であれば変更できます。
発注後に変更可否は請負業者によりますが、発注した分の材料費についてはキャンセル料を請求されます。
材料を発注したが変更したいという場合はまず業者へ連絡しましょう。
内装の変更可否については契約書を確認する必要があります。
工事請負の契約後でも変更可能と記載があれば対応してくれます。
しかしながら、配管の変更や耐震に関する変更といった基礎工事に関係する部分については工事開始後だと難しいケースが多いです。
また工事の進行状況によっては対応してもらえない場合があります。
工事が進んだ状況でどうしても基礎的な部分を変更したいのであれば、一度取り壊して作り直さなければなりません。
外壁の変更については外壁材の張り付け前であれば変更ができます。
新築住宅の工事中に設備を変更する場合のデメリット
材料発注前であれば間取りを変えるのは基本的に可能と説明しましたが、変更によって工事開始までに時間がかかってしまう点はデメリットと言えるでしょう。
間取りを変える場合は建築確認の再審査が必要になるので、工期が大幅に長引いてしまいます。
内装や外壁の変更については建築費の追加請求が発生する点がデメリットです。
変更がオプションとして対応してもらえても、標準よりも高い請求金額になる可能性があります。
また、工事中の変更は完成形に影響が出るケースもあるので注意しましょう。
部分的にやり直した場合、最初から全体とのバランスを見て設計したものと同じようには仕上がらない恐れがあります。
できる限り費用や工期、完成形への影響を抑えて変更するためには、こまめな打ち合せが重要です。
特に輸入品の建材を使用したり、特注品を使用したりする場合は変更に手間と費用がかかってしまうので注意が必要です。
新築工事の進行に合わせて打ち合わせするなかで変更の相談をしましょう。
工事を工務店に頼むのか住宅メーカーに頼むのかでも状況が変わります。
場合によってはトラブルに発展するので、普段から工務店や住宅メーカーとコミュニケーションをとっておくことも求められます。
まとめ
以上、新築物件の工事中であっても設備の変更は可能かについてご説明しました。
工事の状況や業者によっては新築工事中の変更は可能です。
ただし費用がかかったり工期が長引いたり、完成形に影響が出たりといった面でデメリットがあるので注意しましょう。
新築住宅の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
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