今回は、都市計画道路予定地の売却を検討している方向けの記事となっています。
まずは、都市計画道路予定地とはなにかを解説したあと、計画の進捗状況によって売却できるかをご説明していきます。
売却方法についても記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
売却できる?都市計画道路予定地とは
都市計画道路予定地とは、都市計画法に基づいて道路を整備する予定となっている土地のことです。
もう使っていない土地が都市計画道路予定地にあるのなら、売却してしまったほうが良いかもしれません。
しかし、問題はいずれ道路となってしまう土地は売れるのか、ということです。
道路が整備される予定なら、整備する話はある程度前から発表されるはずですから、売却が可能かどうかは調べておきましょう。
都市計画道路予定地でも進捗状況によって売却できるのか
都市計画道路予定地でも、進捗状況によっては一般の土地のように問題なく売却できます。
都市計画道路予定地には「計画決定」「緩和路線」「事業決定」の3段階があるのですが、最後の事業決定の段階でなければ通常どおりに売却が可能です。
道路を整備するには時間がかかるので、整備予定の周辺住民へは必ず情報が入ります。
今はどの段階なのか進捗を調べることで、問題なく売れることは覚えておきましょう。
都市計画道路予定地だからといって売れないわけではありません。
売れにくいことは事実としてありますが、いざとなれば不動産会社に買取ってもらう方法もあります。
都市計画道路予定地を売却する方法について
もし都市計画道路予定地を売るのであれば、売れにくいことを配慮して割引をおこなうのも1つの作戦です。
他の土地よりも安いのであればその分メリットを感じる購入希望者も現れるからです。
立地条件よりも、安さ優先で不動産を買いたい方には魅力的に映るでしょう。
また新規に道路ができる、道路が広がるなどで、予定地の利便性が上がり資産価値も高まるメリットも伝えましょう。
お互いの利害が一致する可能性はあるので、売却希望であればあきらめずに売りに出してみてください。
まとめ
都市計画道路予定地とは、都市計画法に基づいて道路を整備する予定となっている土地です。
こういった土地は売れないのではと思う方もいますが、進捗状況が最終段階に入っていなければ通常どおりに売ることができます。
売れにくい土地のため、多少は割引をするなど工夫も必要かもしれませんが、まだ売れる余地は残っているので売却活動に力を入れましょう。
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